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AUTO GALLERY May 2015
クライスラー ジープ JK ラングラー アンリミテッド
2007 CHRYSLER JEEP JK WRANGLER UNLIMITED
LEXANI PREMIUM SIGNATURE SERISE “HYDRA”
VEHICLE : 2007 CHRYSLER JEEP JK WRANGLER UNLIMITED
FABRICATOR : AWAKE INTERNATIONAL
WHEELS : LEXANI PREMIUM SIGNATURE SERISE “HYDRA”
– レクサーニ・プレミアム・シグネチャー・シリーズ ”ハイドラ”
SIZE : 24inch × 9.0J (+35)
TIRES : 295/35-24
EXTERIOR : BLACK
2015年モデルのLEXANI “HYDRA”
クライスラーの中で、クロスカントリーやS.U.V.などに特化したモデルを6種類も展開しているJEEP。その中でも比較的馴染みがあるのが、グランドチェロキーや、このラングラーではないだろうか。
‘40年代の第二次大戦中に軍用車両として生まれ、トップレスの小さな四輪駆動車の姿は、それがブランドだろうが車名だろうが関係なく、誰でも”ジープ”として認識している存在だ。
過去には世界中でライセンス生産されていたことは、その知名度と実用性があらゆる国で高く評価されていた証でもある。戦時中はウィリスやフォードが開発、生産を行っていたものの、現在は度重なる売却、合併、などによって多くの会社を渡り歩いたジープ。
’98年にダイムラー・クライスラー、そして’07年にクライスラーがこのジープ・ブランドを継承し、その中に6車種のモデルを展開するに至っている。そのどれもが(チェロキーは大幅に現代のスタイリングにシフトしてしまったが)、’40sに戦火の中で活躍していたあのジープの姿を遠からずに連想させてくれるアイデンティティを維持している。
それは、まさに誰もがジープとして認識出来るもので、そのブランド力が確固としたものであることは、誰もが認めるところだろう。
そのジープ・ブランドに’87年から加わったモデルがラングラー。
2ドアのラングラーは現在でも初代のDNAを色濃く残しているモデルといえる。4ドアのアンリミテッドは、先代のTJでは2ドアモデルをロングホイールベースとしたモデルに与えられていたモデル名だ。まさに2ドアの小型4輪駆動車の現代版というスタイリングであり、その三世代目として’07年に登場したのが、ここで紹介するJKモデルだ。
ジープ・ブランドの中でも、特に戦時中の初代ジープのDNAを継承しているラングラー。この世代からはボディサイズも大きくなり、4ドアモデルのアンリミテッドは本格的にSUVの仲間入りとなった。
その無骨過ぎるほどのスタイリングは、カスタムのベースとしてもかなり遊べるモデルだろう。車格としては比較対象にはならないが、仕上げ方や使い方によっては、メルセデスのGクラスにも劣らない
ホイールの選択はもちろんのこと、タイヤのサイズ感によっても、街中仕様でビカビカに磨き上げるスタイルから、ジープ・ブランド本来のタフな使い方まで、見事に表情の変化に対応してくれるラングラー。
LEXANI FORGED LF-110 custom finish鍛造のLEXANI FORGEDからも同じデザインのラインアップがあり、こちらのモデル名はLF-110。鍛造3ピースモデルなので、スタンダード、インステップ、コンケーブ、LZコンケーブのスタイルからチョイスすることが出来る。昨年にオープンしたAwake Internationalが選んだホイールは、’15年モデルとして登場した”ハイドラ”の、ブラッシュドとブラックのコンビネーション。サイズは24インチながらも、大柄なボディには程よいサイズ感となっている。
ラングラーには、ラグジュアリー感を持ちながらも、どこか無骨な印象を与えてくれる“ハイドラ”が絶妙なバランスでマッチ。この組み合わせによって、どのようなシーンにも対応出来るルックスを得ている。