AUTO GALLERY April 2015
フォード マスタング
'15 FORD MUSTANG GT PREMIUM FASTBACK
LEXANI CSS-15
VEHICLE : 2015 FORD MUSTANG GT PREMIUM FASTBACK
FABRICATOR : GARAGE DAIBAN
WHEELS : LEXANI CSS-15
SIZE : FRONT 22Inch × 9J / REAR 22Inch × 10J
TIRES : FRONT 245/30-22 / REAR 265/30-22
ENGINE : V8 5.0L 432hp
TRANSMISSION : 6 SPEED AT
EXTERIOR :
□ DEFENFER WORKS製クォーターウィンドウルーバー
□ DEFENFER WORKS製ルーフスポイラー
□ DEFENFER WORKS製フューエルキャップ
INTERIOR :
□ STOCK
SUSPENSION :
□ アイバッハ製 ローダウンキット
MISC :
□ GIBSON製マフラー
□ ドライカーボンレーシングストライプ
□ カラーマッチドディフューザー
次世代マッスルのカスタム指標
赤レンガ倉庫の敷地内で特別に撮影したLEXANI Photo Shooting。その中からイエローカラーをまとったレイト・モデルのマッスルを二台並べて撮影したが、今回はその中の一台。東京のガレージダイバンによるマスタングをフィーチャーする。
昨年のSEMA SHOWの出展を終えて国内に上陸したこの新型マスタングは、すでに多くのメディアにフィーチャーされていることは、その注目度の高さの表れでもあるだろう。
偶然にもSEMA SHOW LEXANIのブースに出展していた二台の458 ITALIAを思い起こさせるカラーリングのボディは、ドライカーボンのレーシングストライプを除いて余計なカスタムを控えた仕上がりだ。
このカラーリングのイメージはスーパースポーツばかりでなく、ユーロ、そしてこのマスタングにも最高のマッチングを見せる。これは、先代からのモデルチェンジによって、よりシャープさを増したスタイリングによるところが大きい。’60sのスタイリングを踏襲した先代モデルから、さらに一歩革新に向かったデザインとスタイリングによって、さらに大きな可能性を秘めたともいえる。
無コツなマッスル然とした雰囲気は残しつつも、ファストバックのより洗練された感を増したこのニューモデルをカスタムするにあたり、その手法にも注目していきたいところ。
このマスタングは、東京のアメリカ車ショップの老舗「ガレージダイバン」と、本国のアフターパーツメーカー「ディフェンダーワークス」が共同でプロデユースしたもので、ハデな演出は一切排除した戦略で、昨年のSEMA SHOWに出展(出展時のホイールは別ブランドを装着)。
イエロー×ブラックのコンビのカラーリングに徹底し、ホイールはLEXANIのコンケーブ・スーパー・スポーツのCSS-15の22インチをチョイス。スポークエンド部のカラーをマッチングさせた。
車高は約1インチのローダウンで、GIBSON製のマフラー、ディフェンダーワークス製のウィンドウルーバーを装着した以外は、ほぼストックとなるが、マッスルのカスタムとしては今後のトレンドを予感させる仕上がりだ。
スタイリッシュなベースモデルの雰囲気を邪魔せず、レギュレーション(車検)の不安もなく普段から気楽に扱える手軽さ。しかしながら、カラーの組み合わせやパーツのチョイスなど、オシャレに着こなす感覚でカスタムするとでも言おうか。
ある意味、センスも問われる内容だが、このマスタングがアピールしている部分は、まさにそこにフォーカスして製作されたことを感じさせてくれる。今後のトレンドにも大きく影響を与えたと言っても言い過ぎではないかもしれない。
このマスタングは特にリアビューがクールで、DEFENDER WORKS製のディフューザー、リアクォーターのルーバーをボディ同色にしたことにより、荒々しさを抑えてエレガントさを増している。GIBSON製のマフラーも、ボディラインを邪魔せずに、主張し過ぎない絶妙のバランスだ。
このクルマの魅力を最大限引き出すべく、LEXANI撮影班は赤レンガ倉庫でのスチール撮影のみならず、近隣のみなとみらい周辺の走行シーンもムービー撮影。カラーマッチングさせたスポークエンドの雰囲気も伝わるムービーは、本コンテンツでご覧いただけます。